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棟板金

屋根の頂上にある板金のことを棟板金(むねばんきん)と言います。
ストレートの屋根や金属屋根などに使用されていることが多く、築年数の古い住宅はトタンが多く使用されています。
雨風を受けやすい特徴があるため、劣化や錆が発生しやすくなっています。
棟板金の釘が抜けて内部に水が入ったまま放っておくと、棟板金の内部の貫板が腐食してしまうリスクがあります。
棟板金の下には、屋根材を抑える構造となっており、屋根板金の修理をしないまま放置することで強風や台風で飛ばされてしまうこともあり、近隣に被害を与えてしまうリスクがあるので早めの対応が必要となります。

谷樋板金

谷の箇所や接合部を覆う屋根板金のことを、谷樋板金(たにといばんきん)と言います。
金属屋根のほか、瓦屋根にも使われており、金属屋根のほか、瓦屋根にも使われています。
屋根板のひび割れや錆が多く発生しやすく、もっとも屋根板金の修理が多い箇所となっています。
屋根の上に積もった雪や雨を下へ流す役割があり、2つの傾斜屋根を結ぶ箇所に設置するため、雨や雪などの天候の影響を受けやすいので、屋根板金の浮きが目立つ場合は一刻も早く修理する必要があります。

水切り板金

屋根と外壁の隙間から雨風を防ぐ板金のことを水切り板金(みずきりばんきん)と言います。
胸板板金や谷樋板金とは違って屋根の補助を目的としており、基本的に屋根材の端に設置されています。
屋根から壁を伝って水が流れると壁や塗装の劣化に繋がってしまうので、その防止策として軒先部分に壁止まり板金の設置を行い、壁だけでなく屋根の先端の劣化も軽減するために雨水が集中して流れ落ちないように、あまどいへ流す水切り板の設置することが大切です。
屋根材に合わせて使用する材質が異なるため、種類によって錆や浮きの劣化スピードが変わってきます。
雨漏りするときはなど必要な用途に合わせて状況をよく確認してから施工しましょう。

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